劇研アクターズラボ+ルドルフ 絶対、大丈夫か vol.2
『フンベルバルディンクの衛星生中継』
演技トレーニングを行う劇研アクターズラボとルドルフが手を組み誕生した新ユニット「絶対、大丈夫か」の成果発表公演第2弾。
寂れた田舎町に住む女子高生・貴子は、弟・正雄と母との三人暮らし。母は成績優秀・運動神経抜群の正雄を溺愛し、何かにつけて不器用な貴子には厳しく当たっている。
家庭でも学校でも居心地の悪さを感じる貴子にとって、唯一の友人・早苗とふたりきりの天文部で過ごす時間だけが心安らぐひとときだった。
- 第22回OMS戯曲賞最終候補作
- 日程
- 2014年1月12日(日)〜13日(月・祝)
- 会場
- アトリエ劇研(京都)
- 脚本・演出
- 筒井加寿子
- 出演
- 岩崎果林 岡本昌也 柿谷久美子 竹内香織 多田勘太
- スタッフ
- 舞台監督:西田聖[GEKKEN staff room] 照明:真田貴吉 音響:奥村朋代[GEKKEN staff room] 企画制作:沢大洋 助成:京都府文化力チャレンジ
- 協力
- シバイエンジン
- 主催
- 特定非営利活動法人劇研
Comment
参加者たちの背景が少しずつ見え始めた2年目のラボ。彼らにとって何らかの励みになればと思って書いた作品です。OMS戯曲賞の公開選評会では、審査員の渡辺えりさんがご自身と主人公を重ねて「これは私よ!」と涙ぐみながら熱く語ってくださいました。特定の誰かに向けて作ったものが普遍的な力を持ち得るという希望を頂き、私の方が救われた思いがしました。渡辺さん、その節はありがとうございました。