ルドルフとは

2008年より京都を拠点に活動する演劇ユニット。

劇団退団後フリーの俳優として活動していた主宰の筒井が、出演を重ねるごとに演技のやり方がわからなくなっていく状況を打開すべく探求の場として立ち上げ。違う視点から俳優を捉え直そうと、長く続けるつもりもなく演出作品を発表し始める。

初期はチェーホフやイヨネスコ等海外作家による戯曲の上演を行っていたが、条件の良い戯曲(出演してほしい俳優にちょうどいい役がありかつ自分の好みにも合う戯曲)が見つからないという事情から2011年よりオリジナル戯曲の上演に着手。俳優と演出と劇作の間を行ったり来たりしながら手探り状態のまま続けていくうち、徐々に自前の戯曲を書く根拠に信頼をおくことができるようになり、探求ではなく創作を目的とした団体へ完全に移行。現在に至る。

これまでの上演作品に、崩壊する家族をナンセンスギャグ調で描いた『ルドルフのまっしろけでゴー』、説話集「宇治拾遺物語」を戯曲化し寺院の和室と庭園を使って上演した平安珍絵巻『まつろはぬものの記 −探訪 宇治拾遺物語−』、使いこなせない発火能力によって頻繁に放火犯と間違われ不遇の人生を送る女性を描いた『フレイム』、50歳で突然会社を辞めた男が人生の転機を受け入れていく過程を隕石探しや宇宙論を絡めながら描いた『隕石の栞』など。

2020年、vol.7『隕石の栞』で十三夜会奨励賞 受賞。

※過去の作品については「これまでの作品」をご覧ください。

主宰者プロフィール

photo:東直子

筒井 加寿子Kazuko Tsutsui

1977年、高知県高知市生まれ。演出家・劇作家・俳優。

1999年、劇団衛星入団と同時に演劇活動開始。2003年退団後、フリーの俳優としての活動を経て2008年に「ルドルフ」を立ち上げ。演出・劇作を開始する。2019年より俳優の身体に対する認識をヨガの手法を通して深めていくワーク「舞台俳優のためのヨガワークショップ ──舞台で『使える』身体になる」を展開中。

2008年よりアレクサンダー・テクニックを芳野香氏に師事(継続中)
2018年 全米ヨガアライアンス認定 指導者養成コース200時間 修了
2020年度より NPO法人京都舞台芸術協会 理事

2015年 『フンベルバルディンクの衛星生中継』で第22回OMS戯曲賞最終候補
平成21年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者

ルドルフ以外の活動

※脚本・演出作品については「これまでの作品」をご覧ください。

執筆

2020年11月−
季刊誌『三井寺』にて「精霊たちの住むところ──信仰と芸能の起源を求めて」連載中
2018年12月−
季刊誌『三井寺』にて「べんべんと行く西国三十三所霊場めぐり」連載(−2020年9月)
2006年−
フリーペーパー『ヒガシガシ』にてヒガシヤマンの返し技 連載(−2014年)

ワークショップ

2020年12月
つながる演劇プロジェクト2020(演出ワークショップ講師)
2019年11月−
NPO劇研主催『舞台俳優のためのヨガワークショップ──舞台で「使える」身体になる』講師(−2020年3月)
2019年05月
演劇ビギナーズユニット2019 ワークショップ講師(戯曲の読み方)
2019年06月
芸創講座『舞台俳優のためのヨガワークショップ──舞台で「使える」身体になる』講師
2018年07月
つながる演劇プロジェクト(演出ワークショップ講師)
2015年07月
演劇ビギナーズユニット2015 ワークショップ講師(演技)
2014年07月
演劇ビギナーズユニット2014 ワークショップ講師(演技)
2012年02月−
劇研アクターズラボ 公演クラス(演技指導・脚本・演出|−2014年01月)

出演

2019年09月
『バー弓子vol.10 〜10度目のkissの後は愛してると言って〜』
2019年03月
京都市国際交流協会『コミュニティ通訳倫理の基礎知識』(映像出演)
2018年08月
THE GO AND MO’S 第25回公演『松浦の箱』
2017年11月
THE GO AND MO’S『黒川の笑 その8』(ゲスト出演)
2017年11月
劇作家協会関西支部プレゼンツ 関西版月いちリーディング スペシャル企画『劇作バトル!』
2017年05月
『バー弓子 vol.8 〜8度目のkissは終わらない夢の始まり〜』
2016年12月
PenguinNoise Presents『劇研のど自慢』(司会)
2016年12月
THE GO AND MO’S 第24回公演『斎藤の咳』
2016年07月
A級MissingLink 第23回公演『或いは魂の止まり木』
2016年04月
THE GO AND MO’S 第22回公演『洋一の牙』
2015年10月
伏兵コード vol.8『遠浅』
2015年05月
THE GO AND MO’S 第18回公演『野村の論』(映像出演)
2013年06月
ナントカ世代『その十字路の先を右に曲がった。』
2012年12月
ナントカ世代『ナントカ世代の落語まつり「シ・バハマ」』
2011年10月
トリコ・A『和知の収穫祭』
2011年07月
下鴨車窓『人魚』
2010年12月
下鴨車窓『王様』
2010年03月
トリコ・A プロデュース『クリスチネ』
2009年08月
むつかしいことばの会『場所と思い出』
2009年03月
財団法人京都市芸術文化協会主催『源氏物語と京の雅び』舞台公演「源氏供養──消えゆく露の心地して」
2008年12月
演劇計画2008『小説家 裘甫(クボ)氏と京城の人々』
2008年05月
マレビトの会『血の婚礼』
2007年01月
演劇計画2006『動物の演劇』
2006年06月
77年企画『マリコの悪縁教室』
2006年05月
マレビトの会『パライゾノート』
2006年03月
壁ノ花団『たまごの大きさ』
2005年10月
継ぐこと・伝えること 番外編『青頭巾』
2005年09月
劇団飛び道具『人形師Q』
2005年07月
『12』女性バージョン
2005年03月
トリコ・Aプロデュース『潔白少女、募集します』
2004年10月
劇場あてがき企画『今日、このハコ』
2004年05月
壁ノ花団『壁ノ花団』
2002年05月
第7回OMSプロデュース『深流波 シンリュウハ』