季刊『三井寺』vol.195(2021年夏号)に寄稿しました

季刊『三井寺』vol.195(2021年夏号)に掲載の「精霊たちの住むところ ── 信仰と芸能の起源を求めて」を執筆しました。
何かの力で手のひらサイズまで小さくなってしまったミニべんべんとともに、信仰や芸能の起源にまつわる聖地を巡るシリーズ。第4回は、滋賀県彦根市の千代神社を訪れました。
千代神社の主祭神は芸能の神・天宇受売命。天宇受売が単独で主祭神として祀られている神社は珍しいとのことで、全国各地からオーディション合格や諸芸上達を願う人々が参拝に訪れるそうです。宮司さんのお話や神社の御由緒から、日本の芸能の起源に関わる重要なヒントを得ることができました。
ちなみに、今回はとある事件が起こったためべんべんの写真が撮れませんでした。詳しくは本編で。

入手をご希望の方は三井寺までお問合せください。

千代神社の本殿
忠義心ナンバーワン武将でおなじみ、佐和山城主・石田三成公のイラスト看板。三成はかつて千代神社ととあることで関わりがありました
佐和山の麓に位置する大洞弁財天(長寿院)の二天門。写真だとわかりにくいですが、遠くに彦根城が見えています
「観音の里」滋賀県長浜市高月町にて、町かどに立つ立派な御神木。「なんて立派な王蟲、まるで森」というナウシカの声が聴こえてきそう
長浜市高月町の渡岸寺観音堂(向源寺)。こちらに祀られている国宝・十一面観音立像は圧巻でした。必見です
vol.195表紙