国際交流会館のDVD撮影や連休中のあれこれ

先週、京都市国際交流会館(kokoa)さんからご依頼をいただき、とあるDVDに出演させていただきました。

映像の公開はけっこう先になるそうなので詳細は後日お知らせしますが、kokoaのスタッフさんたちがDVD制作を手がけるのは今回が初めてとのこと。ですが、そうとは思えないほど脚本や小道具などしっかり準備してくださり、とても楽しい撮影になりました。こちら、昼食休憩のときの写真。

手前はkokoaのみなさんと出演者さん、奥が撮影スタッフさん

女性ばかりのkokoaスタッフさんたちは終始明るく元気で頼もしいみなさんでした。国際交流会館というだけあり、昼食での話題も国際色豊かなものに。普段は聞けないお話が聞けて面白かったです。

映像出演はごくごくまれにさせていただきますが、今回はスタジオでの撮影という初めての経験。舞台の数十回稽古→数回本番というやり方に慣れきっているので、映像撮影のほぼぶっつけ本番な感じには舞台とはまったく別の緊張を感じました。
そこまで多くないセリフを噛んだり間違えたりいろいろやらかしてしまいましたが…、やさしいスタッフさんたちのおかげでなんとか乗り切ることができました。まったく演技経験がないという共演者さんも私よりずっと多いセリフをしっかり覚えてこられててビックリでした。

映像の完成がすごく楽しみですが、自分の演技を目の当たりにするのが死ぬほど恥ずかしいです。舞台の記録映像もいまだに正視するのをためらう私。完成したら頑張って現実と向き合います。

kokoaのみなさん、共演のみなさん、撮影スタッフのみなさん、舞台監督のSMZさん、どうもありがとうございました

お彼岸3連休には、まず京都の東九条に新しくできる劇場「Theater E9 Kyoto」の中間報告会とシンポジウムに出席。

シンポジウム登壇者のみなさんと劇場の模型

劇場の模型をみたりいろんなお話を聞いたり、久しぶりの皆さんとお話ししたりと楽しい時間に。劇場建設のためのクラウドファンディング第2弾が始まっているそうなのでぜひぜひこちらから!
https://readyfor.jp/projects/TheatreE9Kyoto2

2日目には大阪・イロリムラでのTHE GO AND MO’S「黒川の旅 vol.2 〜大阪」へ。

会場のイロリムラ。とってもかわいいスペースです

8月に本公演終わったばっかりのこの時期に公演やってちゃんと面白い黒川さんには驚くしかないです。新作の「サイコロ漫談」と「お前俺のことどう思ってんねん」は特に面白くて、今後の上演でどうなっていくのか楽しみなコントでした。私の隣でMK氏が最初から最後まで人一倍笑ってたのもなんか嬉しくて楽しい1時間に。もっと新しいお客さん増えたらいいのになーっていつも思います。楽しいことがお好きな皆さん、ぜひぜひTHE GO AND MO’Sの公演へ行ってみてください。

そしてそのまま高速バスに乗って故郷・高知へ1泊だけの弾丸帰省。

知駅前の武市半平太・坂本龍馬・中岡慎太郎像。お披露目直後に台風でえらいことになってたけど今日まで無事でなにより

帰省は急遽決まったので親類以外誰にも連絡できずでしたが、お彼岸ということで久々にお墓詣りへ。

筒井家の墓地は田舎の山のなかにあり、お彼岸以外は誰も立ち寄りません。えげつないほど狭く急な斜面を、張り巡らされたジョロウグモの巣を3リットルサイズの激重ペットボトル2本でいくつも振り払って「ゼルダの伝説か」とかつぶやきつつ登り、ようやく辿り着くことができました。
周辺を掃除して、お供え物をして、お墓に手を合わせて気持ちもすっきり。エッ、私のご先祖にこんな人が?とか今更知ったりして、お墓なのにけっこう楽しんでしまいました。

余談ですけど、高知駅にこんな謎キャラが設置されててちょっと怖かったです。

下半身がちょっとアレな感じだったのでカットしましたが、「べろべろの神様」っていうらしいです。酒呑みの国高知なので、このような酒でべろべろのパンクな神様が考案されたものと思われます。
アンパンマンで盛大にお出迎えして夢の国風にしておきながら、改札口にこれを置いて子どもの夢を粉砕し、龍馬はじめ幕末偉人をそこらじゅうにはりめぐらせる高知駅の謎戦略。改革の国・土佐、世の常識に従うことなくこれからも我が道を突き進んでほしいです。

こんなかんじで、自分にしては珍しく忙しい連休に。京都に戻ってけっこうぐったりでしたけど、その直後には久々の友人と会ってとても嬉しい報告をもらったりして、じんわりと良い日々を送っている気がします。

世の中もいろんな人やものごとがそれぞれに転機を迎えている感じでめまぐるしいですが、なにごとも良い方向に向かうことを祈ります。私もがんばるぞー。