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ルドルフ vol.5「まつろはぬものの記 −探訪 宇治拾遺物語−」公演終了のごあいさつ

  • 2017年10月17日

ルドルフ vol.5「まつろはぬものの記 −探訪 宇治拾遺物語−」、先日14日(土)をもちまして全日程終了いたしました。ご来場いただいたお客様、俳優・スタッフのみなさん、アフタートーク司会の村口進介先生、ゲストの廣田收教授、この公演にご協力いただいたみなさま、そして永運院ご住職の土肥真司さん、本当にどうもありがとうございました。

初の時代物で、また初めての劇場以外の場所、しかも半分野外公演ということで毎日がピンチの連続でしたが、なんとか無事に終えられたのはひとえにみなさんのご助力のおかげです。終了したいま、向き合ってきたたくさんの資料や、具体的に企画に着手しはじめたあとの書類の山、いま部屋に積まれている衣装小道具の山、襲ってきた数々の危機を振り返ると、公演を達成できただけで奇蹟のように思えてきます。

昼・夜別の2作品を上演することは周囲にも止められましたし、自分としても最も不安に思っていた要素のひとつでした。でも、結果的には挑戦して大正解だったと思っています。
時間によって全く違うお寺の雰囲気を作品とともに楽しんでいただくことができたと思いますし、「宇治拾遺物語」のいろいろな側面をご覧いただくことにもつながりました。お客さまによって、あるいは観劇の順番によって、「闇の章」「光の章」にたいする感想がまったく違っていることもとても興味深いことでした。いつものことながら観客のみなさんの反応にはさまざまに驚かされますし勉強になります。どんな作品も、お客様の前に出してみなければ正体がまったくわからないものです。アンケートを読みながら、改めて皆さんの発見力に感動しています。
両作品ともメインキャストとしてご出演いただいた二口大学さん、昼公演を落語で盛り上げてくださった黒川猛さん、決して十分とはいえない稽古時間で作品を仕上げてくださった俳優・スタッフのみなさん、そして長期にわたる会場利用を許可してくださった土肥真司さん、どうもありがとうございました。

おかげさまで天候にも恵まれました。晴天とまではいきませんでしたが、上演中一度も雨に降られることはありませんでした。永運院にいらっしゃる阿弥陀如来さまのパワーか、あるいは永運院のほど近くにある陽成天皇陵(陽成天皇は闇の章の登場人物)のパワーか、またはKさんお手製のマツエクてるてる坊主のパワーか、なんのご加護かわかりませんが、雨雲が永運院周辺をきれいに避けて通ってくれたり、「光の章」上演が終わった途端に雨が降り出した時などには目に見えないものに対して感謝せずにはいられませんでした。本当にありがたいことです。

次回公演がいつになるかはわかりませんが、来年度のどこかで1作品は発表するつもりでおります。少し休んで、具体的に構想を練ります。今後ともルドルフを、また今回のキャストの今後の活動も、どうぞよろしくお願い致します。

Twitterに投稿された作品に関するお客様や出演者のつぶやきを、見つけた限りモーメントにまとめました。下記のリンクからご覧ください。この公演、団体名も作品名も検索しづらいったらないので見落としがあったら本当に申し訳ないです。投稿してくださった皆さん、ありがとうございました!
ルドルフ「まつろはぬものの記 -探訪 宇治拾遺物語-」上演後のツイートまとめ

また後日、舞台写真が上がってきたらサイトにアップする予定です。とりあえず、出演者が撮影してくれた昼公演「光の章」キャストの集合写真を貼っておきます。「闇の章」の集合写真、撮影する時間なかったのが無念です。

左から蛇(げいまきまき)、楓(岩崎果林)、宇治大納言 源隆国(二口大学)、垂氷(柿谷久美子)、蛇に追われる女(羅生門さゆり)